6月開講!シマビト大学創立記念講座「親子でも学べるシマ思考」では、古代生物の化石が出土する「恐竜の島」鹿児島県・甑島(こしきしま)列島と、そこで生きるシマビトから「地球と共に生きる感覚」を学ぶ親子でも参加できる講座。
6月11日にスタートするオンライン講座(全3回)を経て、7月12日に甑島(薩摩川内市)に集合!『ritokei』に登場するシマビトやリトケイ編集長を講師に、甑島のシマ(人と人が支え合うコミュニティ)や地球の歴史、大自然にたっぷりとふれるシマ合宿を行います。
親子で参加する場合の受講料は大人1名分のみでOK!夏のはじまりに「地球と共に生きる感覚」を学びませんか?
恐竜の島で生きるシマビトの自然観や共生の哲学を学ぼう
鹿児島県の南部に位置する薩摩川内(さつませんだい)市の沖合いに浮かぶ甑島列島には、約3,600人が暮らしています。昔ながらの玉石垣や、手つかずの自然があり、どこか懐かしさを感じる雰囲気の島です。
そんな甑島では、およそ8,000万〜5,000万年前にあたる地層から、アンモナイト、海の生き物、ワニ、カメ、植物などの化石がつぎつぎに見つかり、古代を身近に感じられる恐竜の島として知られています。
リトケイが2024年に開催した甑島での「シマ育モニターツアー」では、島外からあつまった親子4組が島で過ごし、その魅力にどっぷりハマっていました。
本プログラムでは、『ritokei』の「子どもは島で育てたい」特集に登場いただいた森のようちえんネットワーク監事で、甑島出身の中能孝則先生、リトケイ編集長の鯨本あつこ、島で子育てをするシマビト夫婦「こしきツアーズ」の皆さんと島の子どもたちが講師となり、現代を生きるシマビトの自然観や共生の哲学を学びます。
8,000万年前から現在につづく島の大地の上で、恐竜や太古の生物たちに想いをはせながら「地球と共に生きる感覚」を体感しませんか?
6月11日にスタートするオンライン講座(全3回)で、皆さんご自身のシマや「地球と共に生きる感覚」について考えを深め、最終日の7月12日(土)は、甑島に集合!シマ(集落)や大自然のフィールドワークを行い、解散の宴を開催します。
シマビト大学は現地集合・現地解散
おすすめの滞在方法は受講生コミュニティで相談できます
シマビト大学は都市圏からの参加者はもちろん、近隣地域からの参加者も多く集まるため、「現地集合・現地解散」となります。
合宿の前後はフリータイムとなりますので、受講生同士で観光するもよし、滞在日程を延ばしながらワーケーションを兼ねてご参加いただくのもおすすめです。
受講生の皆さんには4月頃よりメールにて、受講生同士がつながれるオンラインコミュニティをご案内いたします。「何度も島に行ったことがある」という受講生は、ぜひ島旅先輩として「はじめて参加する」という受講生におすすめをご紹介ください。
受講生・講師・シマの皆でより良い学びと出会いを共創しましょう。
カリキュラム(オンライン講座+シマ合宿)
▼第一回
日時:6月11日(水)19:30-21:00
場所:オンライン(zoom ※後日アーカイブ動画配信あり)
講師:鯨本あつこ×齊藤智顕(こしきツアーズ/宮司)
【講義】書籍『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』をもとに、甑島から学べるポイントをレクチャー。「こしきツアーズ」の齊藤智顕さんに島の歴史や自然について教えていただきます。
【対話】参加者自身の「シマ」「地球と生きる感覚」を共有
▼第二回
日時:6月18日(水)19:30-21:00
場所:オンライン(zoom ※後日アーカイブ動画配信あり)
講師:鯨本あつこ×中能孝則(森のようちえんネットワーク監事)
【講義】『ritokei』の「子どもは島で育てたい」特集にもご登場いただいた子育ての専門家・中能孝則先生に、島の自然のなか「地球と生きる豊かな感覚」を得るために必要なポイントを教えていただきます。中能先生のご活動については、参考記事をご一読ください。
【対話】参加者が体験してみたい「地球と生きる感覚」を共有
参考記事 (『シマ育コミュニティ』)※会員登録が必要です
>>【対談】汐見稔幸先生×中能孝則先生(前編):不便さがある離島は、かえっておもしろい。
>>【対談】汐見稔幸先生×中能孝則先生(後編):大人に必要なものは、見守る力。
▼第三回
日時:6月25日(水)19:30-21:00
場所:オンライン(zoom ※後日アーカイブ動画配信あり)
講師:鯨本あつこ×島のこどもたち×齊藤純子(こしきツアーズ)
【講義】島で子育てをする母でもある齊藤純子さんと、島の子どもたちにそれぞれの視点からみた「地球と生きる感覚」などのシマ思考を紹介いただきながら、シマ合宿に備えます。
【対話】参加者自身の「シマでやってみたいこと!」宣言
▼最終回(シマ合宿)
日時:7月12日(土)13:00-21:00
場所:甑島(鹿児島県薩摩川内市)
集合場所:上甑島・里港
講師:鯨本あつこ×齊藤智顕(こしきツアーズ/宮司)×島のこどもたち×齊藤純子(こしきツアーズ)
【フィールドワーク】甑島・里港に集合後、島のこどもたちと共に大自然へ。齊藤智顕さんの案内で、恐竜が生きた時代から続く大自然と共に生きる感覚をリアルに体験します。夜は参加者みんなで島グルメを囲んでの交流BBQ!参加者自身の「ふりかえり」「やってみたいこと宣言」を行い、解散の宴を開催します。
講師陣
講師兼モデレーター
鯨本あつこ(いさもと・あつこ)
離島経済新聞社代表理事、有人離島専門メディア『ritokei』統括編集長。2010年に離島経済新聞社設立。沖縄県地方創生推進会議委員、奄美群島振興開発審議会委員なども歴任。『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』では編集・執筆を担当
齊藤智顕(さいとう・ともあき)
1974年静岡県生まれ、甑島育ち。こしきツアーズ代表。甑島の中学を卒業後本土の高校、大学を経て東京の写真会社に就職、その後デンマークのフォルケホイスコーレに遊学。帰国後帰島。妻と共に「こしきツアーズ」を立上げ。海(シーカヤックやSUP)のガイドや海岸漂着物の生物解説などが得意です。陸域ガイドは島の暮らしから、太古の時代までお客様と一緒に甑島を楽しむガイドを心がけています。上甑島里町にある八幡神社の宮司として奉職しています
齊藤純子(さいとう・じゅんこ)
1982年甑島里村生まれ(現在の里町)。こしきツアーズ。鹿児島県立甲南高校(高2までホームシック)、久留米大学法律学部卒。2008年にKOSHIKI ART PROJECT事務局を担当。島の発信を始める。2009年甑島へUターンし、甑島観光案内所勤務。2012年観光業務スタートとなり、国内旅行業取扱管理者取得。プライベートでは、島の伝統楽器「ゴッタン」を継承する「ゴッタン甑の会」でも活動
中能孝則(なかよく・たかのり)
鹿児島県薩摩川内市生まれ。15歳まで甑島で過ごす。1974年、(公財)社会教育協会日野社会教育センターに勤務。元館長。2009年より「森のようちえん&冒険学校」を立ち上げ企画・運営に携わる。NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟監事
島の子どもたち
日常的に島の自然をたのしみ、地域づくりに情熱を捧げる親の背中をみつめる齊藤家と親戚の子どもたち。最近、自ら地域や地球の課題解決になるプレゼンを考え大人たちに披露。子ども視点でみた自然のたのしみ方や地域の姿や課題にふれます
参加費・お申し込み方法
参加費:48,180円(税込)
お申し込み方法:こちらの「リトケイストア」よりチケットをお求めください。
※お申し込み時に登録いただいたメールアドレス宛に後日、
講座の手引きや受講生コミュニティのご案内をお届けいたします。
参加費に含まれるもの:
・オンライン講座全3回+シマ合宿受講料
・シマ合宿中の島内移動
・書籍『世界がかわるシマ思考』1冊
・合宿時の夕食(解散の宴・夕食飲み物つき)
※宴の二次会以降は有志のみ・実費負担でのご参加となります
参加費に含まれないもの:
・シマ合宿の集合場所までの交通費
・シマ合宿時の宿泊滞在費
※合宿地の集合場所までの交通と宿泊は、ご自身でのご手配をお願いします
甑島列島のアクセス・滞在情報
甑島への交通・島内宿泊は、各自にてご手配をお願いいたします。
甑島列島へは、川内港から高速船(所要時間最短50分)もしくは串木野新港からフェリー(所要時間最短70分)で渡ります。
※海況により変動あり
鹿児島空港から各港へは、鹿児島空港連絡バス「蒲生・市比野・川内線」に乗り川内駅で下車(所用時間約70分)。川内港シャトルバス(所要時間約25分)で川内港ターミナルへ。もしくは、川内駅から串木野新港線バス(所要時間約34分)で串木野新港へ。
7月12日のシマ合宿では、シマビト大学が以下の宿を確保しております。
お申し込み後にご希望をお伝えください。
・Fujiya Hostel
・niclass kosiki
※この他のお宿をご自由に選択いただいても構いません。
甑島列島へのアクセスや観光情報については「こしきしま観光局」にご相談ください。>>こしきしま観光局
【お問い合わせ】
主催:認定NPO法人離島経済新聞社
プログラムについてのお問い合わせは離島経済新聞社の「お問い合わせフォーム」よりお尋ねください。