つくろう、島の未来

2024年12月04日 水曜日

つくろう、島の未来

有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』33号「島から考えるポストコロナ」発行

11月26日に有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』33号「島から考えるポストコロナ」が発行されました。目次や見どころをご紹介します。

2020年初頭、世界に広がり、離島地域を含む日本全体にも多大な影響を及ぼす新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の発生から、もうすぐ1年になります。

コロナとの共生が求められる「ウィズコロナ」の時代を生きる私たちは、コロナの発生をきっかけに変化する社会をどのように生きて行けばよいのでしょうか。

『季刊ritokei』33号では、コロナの発生から現在までの様々な動きを「島」を軸に振り返りながら、未来へつながるヒントを探りました。

特集ページでは、コロナ発生後の世界の主な動きをまとめたタイムラインとともに、島々で生まれたさまざまな取り組みを紹介。

また、「感染症から島を守るには?」と題し、沖縄県立中部病院 感染症内科・地域ケア科 副部長の高山義浩医師と『島の保健師』の著者でありNPO法人へき地保健師協会代表の青木さぎ里さんに、コロナ禍のなかで心身を健やかに保つためのアドバイスをいただきました。

定番のインタビューページには、俳優・コラムニスト・大のお酒好きでもあり、紀行番組で島々の酒場も巡った松尾貴史さんが登場。佐渡島の酒と料理を囲みながら、島旅の思い出を語っていただきました。

島々に暮らす人の思いを伝える「島人コラム」欄では、「橋が架かる島」であることが共通する気仙沼大島・下甑島・岡村島の皆さんが、変化する暮らしの中で感じる思いを綴っています。

32号からボリュームアップした「有人離島の人口変動」ページにもご注目ください。平成22年・平成27年の国勢調査および、直近半年間の人口変動を3カ月ごとに掲載。離島留学や移住の参考にしていただける小学校・中学校・高校の設置状況も島ごとに掲載しています。

詳しくは『季刊ritokei』33号 または、12月初旬より下旬にかけてウェブ版『ritokei』に掲載される特集記事をご覧ください。

ー 特集 ー
島から考えるポストコロナ(※12月初旬より下旬にかけて本サイトでも順次公開)
2020年初頭、世界に広がり、離島地域を含む日本全体にも多大な影響を与える新型コロナウイルス感染症。その発生から現在までを「島」を軸に振り返りながら、未来のヒントを探ります。

ー 島から考えるポストコロナ ー
●リトケイ読者に聞きました!島から考えるポストコロナ
●新型コロナウイルス感染症タイムライン
●島々の動き「島とコロナ禍」
●専門医・高山義浩医師と島の保健師・青木さぎ里さんに聞く「感染症から島を守るには?」
●コロナをきっかけに生まれた島々の新しい経済循環
●ポストコロナの新常識に?急加速する「島×新しい◯◯」
●混沌に染まる世界から未来の光をつかむヒント『コロナ後の世界を生きる -私たちの提言-』
●これぞニューノーマル「ポストコロナの先端を行く 島らしくて新しい働き方」
●どう変わる?ポストコロナに対応する島の企業

ー インタビュー ー
●インタビュー 「ぽつりぽつりと言葉を交わし、時を味わう島酒場」 松尾貴史さん
●島々仕事人 地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(EAS LLP) 畑山博康さん

ー 定番企画 ー
●有人離島の人口変動|島々の人口変動を3カ月毎にチェック!
●寄稿|倉掛喜八郎『タコとミカンの島 瀬戸内の島で暮した夫婦の話』
●Books&Culture|島だから生まれた知恵、島でこそ気づける価値
●Topic|映画『島にて』
●島人コラム|気仙沼大島・下甑島・岡村島

ー 特別企画 ー
●お茶の間島留学「島暮らし集中講座」イラストレポート

【取材協力者および読者の皆さまへ】
新型コロナウイルス感染症防止策として、『季刊ritokei』33号は、多くの取材をオンラインで行いました。読者アンケートにご協力くださった読者の皆さま、オンライン取材や寄稿などでお力添えくださった皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。

Ninifuni(東京都・武蔵五日市市)

『季刊ritokei』は全国の公式設置ポイントにて配布・閲覧を行なっています。お近くの公式設置ポイントは、こちらからご確認ください。

飲食店や公共施設、企業のオープンスペースなど、誰でも立ち寄れる場所に『季刊ritokei』を無料設置していただけます。設置を希望される施設の方は、こちらをご覧の上、申し込みフォームよりご連絡ください。