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【リトケイ新人松本日記 ⑤】橘丸に乗って東京都三宅島へ(後編)

こんにちは。離島経済新聞社の新人社員、松本です。リトケイの元インターン生、伊藤くんからの誘いで訪れた三宅島。ダイナミックな自然の風景を写真多めで紹介します。

ひょうたん山

「火山とともに生きる」ということを目の当たりに

2日目は、今年1月に自然ガイド養成講座を受けてガイドの資格を取った、伊藤くんと穴原くんのガイドで島内を回りました。穴原くんは小学4年生の時に噴火、全島避難を経験し、その当時のことも話してくれました。

三宅島の雄山は約20年に1度の周期で火山活動を繰り返しているそうです。ひとたび噴火すれば、山の形が変わり、地形が変わり、噴出物で覆われてしまうけれど、やがてオオバヤシヤブシやハチジョウイタドリといったパイオニア植物(※1)が生え、鳥がフンとともにさまざまな植物の種子を落として木が生え、また森となっていく。噴火ごとに破壊と再生を繰り返すダイナミックな自然の風景を目の当たりにしました。

※1 パイオニア植物……遷移の初期段階に侵入する植物のことで、先駆植物ともいう。厳しい環境に強い。

旧椎取神社

鳥居の埋まった旧椎取(しいとり・しとり)神社

コシキの穴と呼ばれる昔の噴火口跡やスコリア(※2)が堆積し未だ緑が少ないひょうたん山など、火山と共に生きてきた島を見て回りました。

※2 スコリア……火山噴出物のうち、多孔質で暗色のもののこと。

コシキの穴

コシキの穴。一見分かりにくいけど、周りは岸壁に囲まれ、隠れ家のような場所。

三宅島にはたくさんの野鳥がいます。野鳥の観察ができる三宅島自然ふれあいセンター「アカコッコ館」で双眼鏡を借りて野鳥を観察すると、運良くアカコッコやオーストンヤマガラを観察できました。アカコッコは三宅村の村鳥で、スズメとハトの中間くらいの大きさのかわいい鳥です。

アカコッコ館で観察

アカコッコ館で、野鳥を観察。

アカコッコ館の北、徒歩6分程にある大路池(たいろいけ)。ここは大昔の噴火でできたカルデラに水が溜まってできた池で、深いところでは約30メートルの水深があるそうです。

大路池

大路池をのんびり眺める。

そうしているうちに、低気圧の接近で帰りの船が欠航。1泊延泊になりましたが、その分、予定になかったボルダリング体験やお土産のリサーチができて大満足。4日間の三宅島滞在を満喫しました。

今回の三宅島滞在で、地域教育を仕事にするという目標に向かって、早朝に荷運びの仕事をしたり、自然ガイドの講習を受けたり、地域の方への挨拶を大事にしていたりと、着々と活動している伊藤くんはじめ、@アイランドのメンバーに会うことができ、刺激をもらいました。

帰りの橘丸

行きと帰りにお世話になった橘丸。

前日欠航したこともあって、帰りの船は満員で乗船券は席なし。またゆっくり行きたいなあ、三宅島。またどこか島へ行ったら日記を書きたいと思います。それでは!

離島経済新聞 目次

リトケイ新入社員改め、新人松本日記

2015年の春から社員として離島経済新聞社に入社した新人松本が綴る、リトケイ編集部の日々のできごとや、訪れた島のこと。

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