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【島News】母島の子どもたちが世界18カ国のキッズジャーナリストと交流。「KWNグローバルサミット2017」

小笠原諸島・母島(ははじま|東京都)のキッズサッカークラブ「FCフォルサ母島」が、映像制作を通じた教育支援プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」(主催・パナソニック株式会社)で小学生部門の「最優秀作品賞」を受賞。関連イベントとして8月2日(水)から3日間に渡り「KWNグローバルサミット2017」が開催され、世界18カ国の小・中学生たち約50名とともにフィールドワークや発表を行う。

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小笠原諸島・母島で活動する「FCフォルサ母島」は、保育園児から中学生まで40名が所属し、ハンディキャップを持つ子どもも参加するキッズサッカークラブ。所属する子どもたちは、サッカーを中心に、ビーチクリーンやロープクライミングなどの活動にも熱心に取り組んでいる。

「FCフォルサ母島」は2016年にパナソニック株式会社がグローバルに展開する教育支援プログラム「KWN」に初参加し、「KWN」事務局から撮影機材の貸出しや技術指導などの支援を受けて、映像作品『つながる』を制作した。

『つながる』は小学生・中学生・高校生69校77チームが参加した「KWNコンテスト2016」で、小学生部門の「最優秀作品賞」と「トレジャー賞」を受賞した。同作品は、小学生部門の日本代表として、世界各国の優勝作品が出品される「KWN グローバルコンテスト2017」にもエントリーされている。

関連イベントとして、8月2日〜4日の3日間、世界18カ国の「KWN」コンテストで優勝した小学生と中高校生のキッズジャーナリストたちを集め、東京での社会体験や国を超えたディスカッションを行う「KWNグローバルサミット2017」が開催されている。

片道26時間かけて母島からやってきたのは「フォルサ母島」の寺戸藍波さんと宮澤波生さん、和田莉奈さんの3名。ほかに、インドネシア、カナダ、タイ、タンザニア、中国、ドイツ、ベトナム、香港、マレーシアの小学生と、アメリカ、インドネシア、オーストラリア、オマーン、スロバキア、タイ、タンザニア、チェコ、ドイツ、日本、パナマ、ブラジル、ベトナム、マレーシア、UAEの中高校生約50名が参加。2日は8グループに分かれ、子どもたちによる東京の社会体験・フィールドワーク取材が実施された。

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左:日本科学未来館で最新のテクノロジーを見学/右:隅田川を走る水上バスで浅草へ

各チームには日本語と参加者の言語を話すことができるバイリンガルのリーダーが2名配置され、子どもたちの引率とコミュニケーションをサポート。

母島の子どもたちは、カナダと香港から参加する子どもたちと共に、江東区青海の日本科学未来館を見学し、お台場から水上バスで浅草へ。浮世絵の版画工房を訪れて桃太郎の木版画制作を体験し、世の中(浮世)のことを描き「浮世絵」と呼ばれるようになった由来や、分業で行われる制作技法について説明を受けた。

英語は全く話せないという母島の子どもたちは、海外でも人気のあるポケモンやドラえもんの絵を描いて海外から参加の子どもたちと交流。科学未来館で見学した人型ロボットには、「膝が曲がったまま歩くのがおもしろい」「ちょっと怖い感じ」という感想も聞こえてきた。フィールドワークの浅草では、東京の雑踏に不慣れな子がはぐれたりしないよう気づかい、お互いに刷った版画を笑顔で見せ合っていた。

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左:浅草で、浅草寺などを見学しつつ浮世絵工房へ/右:浮世絵工房での木版画刷り体験

翌日の3日は、東京都江東区のパナソニックセンター東京で、フィールドワークした内容を基に子どもたちがディスカッションを行い、未来社会への提言をまとめる。

4日は、国際連合や東京2020大会組織委員会などの関係者が出席し、8グループによる「未来社会への提言」発表へ講評を行うほか、「KWNグローバルコンテスト2017」表彰式が行われ、ノミネートされた26作品からグランプリや各賞が発表される。


【関連サイト】
キッド・ウィットネス・ニュース(KWN) 日本コンテスト2016

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