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【島News】ICTを活用した「スマート放牧」五島列島小値賀町で検証

長崎県小値賀町において、2016年5月より3カ年の実施予定で「スマート放牧」の技術確立の取組みが始まっている。「スマート放牧」とはICT(情報通信技術)を活用し、遠隔地から肉用繁殖雌牛を管理する放牧方式。斑島(まだらしま|長崎県小値賀町)では6ヘクタールの放牧場に高度放牧管理システムを導入した牛舎が新設され、取組みを開始。居住地から離れた場所でも安心して放牧を行える環境づくりや、二次離島の有効活用などが目標に据えられる。

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スマート放牧場の管理運営は、農業後継者の育成に取り組む、一般財団法人小値賀町担い手公社が担当。斑島に隣接する小値賀島(おぢかじま|長崎県小値賀町)から、ICTを利用して放牧を行っている。新設された牛舎には複数のIPカメラが設置され、遠隔から牛の動きを監視可能。

給餌時に牛の首を固定する器具「スタンチョン」の装着・解除や、給餌後の水飲み時に計測する牛の体重の管理などは、タブレット端末から操作・確認できる。長崎県県北振興局農林部南部地域普及課の山口信顕さんは「給餌のタイミングで音楽を流すことを繰り返すと、牛は給餌と音楽の関係を覚えます。それを利用したタブレット端末による自動給餌器の操作や、放牧場を移る際に必要な自動ゲートの開閉システムも導入しました」と話す。

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近年、長崎県では放牧面積が増えてきた。今後も担い手が増えることを考え、畜産の省力化や給餌費の低コスト化を得られる放牧に参入しやすくなるよう「スマート放牧」の検証が続けられていく。

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