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【島News】放置車両が2年目でゼロに。広島県内の自動車事業社が取り組む13年目の離島支援活動

広島エリアで自動車事業を展開するツネイシCバリューズ株式会社(本社:福山市)では、離島支援活動として大崎上島(おおさきかみじま|広島県)での使用済み自動車回収を実施している。5月13日には13回目の回収が行われ、13年間の累積回収台数は計733台となった。

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1年あたり平均約50台を回収。放置車両は2年目でゼロ

ツネイシCバリューズの離島支援活動は、経済産業省が自動車リサイクル法を施行する2005年に先駆け、2004年からスタートした。

一般的に、自動車回収事業は陸路で行われることが多い。同社では、親会社の常石造船株式会社が造船業をしていたことから、海上輸送でも自動車回収を執り行うことを決定。当時の調査結果で、船着き場の環境が自動車回収に適していたことや、投棄自動車が多かったことを理由に、大崎上島での使用済み自動車回収を開始した。以来、1年あたり平均約50台を回収。放置車両は2年目でゼロになった。

寿命を迎えた自動車の廃棄に海上輸送費の負担が重くのしかかる離島地域では、使用済み自動車の不法投棄が問題となるケースが多い。

しかし、自動車のリサイクルおよび適正処理の推進を図る国の指定法人「公益財団法人自動車リサイクル促進センター」の離島対策支援事業として、自動車リサイクル法に基づき使用済み自動車を処理する場合は、特定再資源化預託金等(※1)を財源に、海上輸送費の一部が支援される。

この活動は、大崎上島の自動車ディーラーと協力して取り組むCSR活動(※2)として実施されている。同社で離島支援活動を担当するオートサービス事業本部カーリサイクル部の荒木敬二さんは「島の方々から、重宝してもらえていると考えますので、弊社も続けています。自動車回収自体は全国的に取り組んでいる事業のため、この大崎上島での回収も継続していきたい」と話す。

ツネイシCバリューズが離島支援活動を開始した当時、島の自動車ディーラーは計8社あった。13年が経った現在、1社の廃業と1社の創業を経て、8社が維持されている。「みなさん、家族で営んでいる車屋さんが多いです」(荒木さん)。そんな島内の自動車ディーラーとともに、同社の離島支援活動は続いていく。

※1「特定再資源化預託金等」とは…所有者から預託された自動車リサイクル料金のうち、中古車として輸出されたが返還申請がない場合などにより、使われなくなったもの(参考:公益財団法人自動車リサイクル促進センター)
※2「CSR活動」とは……企業が社会的責任を果たし、社会とともに成長していくために執り行う活動のこと


【関連サイト】
「ツネイシCバリューズ株式会社」公式サイト「CSRニュース」ページ

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