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【島News】街を舞台にアーティストと地域住民が共演。淡路島で「たぬきのまち音楽祭」開催

2015年4月25日、淡路島で「たぬきのまち音楽祭」が開催された。主催はNPO法人淡路島アートセンター。ゲストアーティストとともに地元のプロアマ問わない音楽家やパフォーマーらが共演し、好評を博した。

◼︎民話を媒介にアーティストと地域が共演。まったく新しい“音楽祭”のカタチ

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2015年4月25日、淡路島(兵庫県洲本市)で「たぬきのまち音楽祭」が開催された。二階堂和美、三田村管打団?らゲストアーティストと地元アーティストがパフォーマンスを披露。会場には老若男女問わず、幅広い層の参加者が訪れ音楽祭を楽しんだ。

同音楽祭は二部制。昼の部「まちあるき音楽祭」は、洲本の町並み全体をステージと見立て、商店街〜川岸〜墓場〜山上まで町のいたるところにゲストと地元アクトが出没(出演)、演奏をくりひろげた。夜の部「しばえもん音楽祭」では、日本三名狸に数えられる芝右衛門狸(しばえもんだぬき)を祀る洲本八幡神社・社殿をステージにゲストライブや奉納演舞、短編アニメーション上映などを行った。昼の部は約70名、夜の部は約150名が参加し、4割近くが島外から参加。遠くは東京、九州や沖縄からの参加もあった。

芝右衛門狸は「芸能の神」「人気の神」として知られ、喜劇役者の故・藤山寛美なども参拝に訪れている。狸には「たぬきの腹つづみ」「狸囃子」「狸の音まね」といった“音”にまつわる民話が多いことから、今回の音楽祭が企画された。

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同音楽祭の主催はNPO法人淡路島アートセンター。同法人の岩城良平さんは「洲本の狸の民話は、誇るべき地域の文化資源のひとつ。しかしそれがうまく活用されておらず、次世代に継承されていない現状がある。アートを媒介にその伝承を魅力的に発信すると同時に、クリエイティブな交流の場を創出する試みとして、私たちは『狸千年マツリプロジェクト』を2013年より進めています。今回はその1年半ぶりの大舞台でした」と言う。

同音楽祭の実施後、地元の参加者たちからは「またやってほしい」「次は企画から関わりたい」「こんな人も呼んでほしい」などの感想が寄せられた。「島内でも未だに『淡路島アートセンターって何をやっている団体だろう?』というような目もあったところに、今回はアーティストと地域が協働する参加型のお祭りを開催したことで、より多くの人々に活動を認識してもらえたのでは」と岩城さんもその成果を実感する機会となった。「今後も、何より地域との連携・協働を重視しながら、あたたかみのある企画を丁寧につくっていきたい」とさらなる抱負を語った。


【関連サイト】
たぬきのまち音楽祭
WEBマガジン「たぬきメディア けもり

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