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【島News】五島市、新上五島町が共同で観光周遊ルート開発。「五島列島おもてなし協議会」

2015年3月、五島市と新上五島町の行政と観光協会による「五島列島おもてなし協議会」が設立された。個人観光客をメインターゲットにした受入環境整備に取り組む。担当者に同協議会について聞いた。

■個人観光客が周遊しやすい島へ。おもてなし力の向上も図る

新上五島町「矢堅目(やがため)展望所」の景観

2015年3月、五島市と新上五島町が連携して観光振興に取り組む「五島列島おもてなし協議会」が発足した。同協議会は、両市町の観光担当課、五島市観光協会、新上五島町観光物産協会で組織され、3カ年に渡って、個人観光客向けの周遊ルートの開発等に取り組む。

五島市と新上五島町が共同で周遊ルートの開発を行うのは初の試みとなる。

五島列島は九州の最南端に位置し、「長崎港」から西へ100km、西南から北東へおよそ80kmに渡って広がる。二次離島である久賀島の旧五輪教会堂や奈留島の江上天主堂(えがみてんしゅどう)など、キリスト教にまつわる歴史的建造物が数多く残り、長崎の教会群とキリスト教関連遺産は2016年度の世界遺産登録を目指している。

そこで五島列島おもてなし協議会では、まず2015年度にキリスト教関連遺産等を巡る着地型旅行商品をはじめとする、観光周遊ルート開発を行う。同協議会の事務局を担う長崎県五島振興局の川瀬亨介さんは「観光客には短い時間で主要観光地だけを見て通り過ぎるのではなく、できるだけ長い時間滞在して五島列島の魅力を満喫してほしい」と話す。

今年度は、周遊ルート開発のほか、宿泊施設向けの研修、観光ガイドの育成も行い、観光事業者のおもてなしの心の醸成を図る。また、島内の港や空港でアンケート調査を実施し、五島列島を訪れた観光客の声を取り入れた、次年度以降の取組を検討していく。

川瀬さんは、「例えば福江島の西にある嵯峨ノ島は、自然景観が大変すばらしく、『日本の秘境100選』に選ばれるほどの穴場スポット。今まで、こうした二次離島では個人観光客が訪れやすいルートがなかった。五島列島おもてなし協議会の活動を通じて、これまで知ってもらえていなかった五島列島の本当の魅力を多くの観光客に体感してもらいたい」と話す。


【関連サイト】
着地型旅行商品「五島列島キリシタン物語」ウェブサイト

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