つくろう、島の未来

2019年06月20日 木曜日

東京島嶼のアンテナショップ「東京愛らんど」ほか、伊豆諸島から10事業者が東京・浅草の東京都立産業貿易センターで開催された「TOKYOイイシナ商談会」(主催:東京都)に出展。バイヤーらに島の特産品をアピールした。

東京の生産者が自慢の品を持ち寄る商談会

1月25日(金)、東京・浅草の東京都立産業貿易センターで東京都内の一次産品生産者など約60社が出店する食の見本市「TOKYOイイシナ商談会」(主催:TOKYOイイシナ展示商談会運営事務局)が開催され、食品卸などのバイヤーら約300人が来場した。

伊豆諸島からは10事業者が出展。伊豆大島(いずおおしま)からは、深層海塩株式会社など3社が海岸近くの井戸から汲み上げる海洋深層水でつくるミネラル豊かな塩を出品したほか、特産のオオサヤエンドウや椿油が出品され、島の8割をヤブツバキが占める利島(としま)からも、ヤブツバキから搾油した食用椿油が会場に並んだ。

(一社)伊豆大島農業生産組合の「オオサヤエンドウ」

JA東京島しょ利島店の「つばき油」

伊豆諸島が産地のアシタバは、三宅島(みやけじま)と八丈島(はちじょうじま)から生葉や青汁、パスタなどの加工品が出品された。

八丈島の(有)あしたば加工工場は緑のユニフォームでパスタなどの加工品をアピール

八丈島からは、JA八丈島女性部が八丈フルーツレモンとジャムなど加工品も出品。通常のレモンに比べて酸味がまろやかで、皮ごと食べられる樹上完熟のレモン「八丈フルーツレモン」に注目が集まっていた。

通常のレモンより大ぶりな「八丈フルーツレモン」

伊豆諸島最南端の青ヶ島(あおがしま)から出展した青ヶ島酒造合資会社は、自社の焼酎13銘柄を並べ、杜氏が来場者に試飲を呼びかけた。青ヶ島ブースには、島の海水と地熱でつくられる「ひんぎゃの塩」や、醤油代わりに使われてきた昔ながらの調味料「島だれ」も並べられ、島の気候風土から生まれる独自の食文化を伝えていた。

「青酎」について説明する青ヶ島の杜氏

「TOKYOイイシナ商談会」を企画した東京都産業労働局農林水産部の担当者によると、これまで東京都内の第一次生産者などの事業者がバイヤーや卸事業者とつながる機会は多くなかったため、同商談会を企画。今年で2年目を数え、2019〜2020年度も開催を予定している。
「卸を中心に小売、通販、専門店など幅広い販売事業者に声がけし、ご来場いただいている。まだまだ知られていない東京の伝統食材やこだわりの逸品に触れて知っていただきたい」と語った。

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