つくろう、島の未来

2024年04月18日 木曜日

つくろう、島の未来

【島田選書32~36 島のにゃんこ本編】ねこ好きにはたまらない、島のねこたちの、のんびり気ままな姿。「島」の本だけを集めるリトケイ内架空書店「島田書店」。島好きに知ってほしい島本を作り手さんによる自己本紹介にて紹介します。

今回は、島猫特集!宮城県・田代島をはじめ、全国の島々の猫たちの暮らし。


島田選書033

離島・田代島での猫たちの生き生きとした生活

『田代島猫景色 のびやかに生きる猫たちの姿』TOKIMEKIパブリッシング/2010年3月

震災を乗り越え、猫と人間とがたくましく生きる田代島。崇められるわけでもなく、堂々と島の中を歩き、漁師に魚をねだる。そんな気ままな猫たちを島の一部として自然に認めている人間たち。昔ながらの猫と人間のおおらかな関係が継承され、息づいている離島・田代島での猫たちの生き生きとした生活を切り取った写真集です。

島本の作り手

田中良直/愛猫の闘病、旅立ちの経験から「愛猫にむけていた眼差しをすべての猫たちに向け、猫を愛し、猫たちに敬意を表し、猫たちが猫らしく生きている姿を写真に表現していく」をモットーに活動する写真家。田代島の他にも、大都会や漁港など人々の中でのびのびと暮らす、個性的かつ悠然とした猫たちの姿を精力的に撮り続けている。

TOKIMEKIパブリッシング/「田代島猫景色」をはじめ、動画投稿サイトyoutubeで総計1億回以上の再生数を誇る猫、まるのDVD写真集「まるです。」や、沖縄に暮らす自由な猫たちを集めた「ちゅらねこ!!」など猫関連の書籍の他、台湾や韓国の食、ドラマに関連した書籍を多数発行中。

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島田選書034

にっぽん列島、島ねこ巡り!

『猫ケ島 北海道から沖縄まで50の離島に暮す猫』二見書房/2010年8月

日本各地の離れ小島にすむ猫たち―― そのノンビリまったりの島暮しを、50の島で撮りつづけた写真ドキュメント! にっぽん列島、島ねこ巡り!

島本の作り手

相澤秀仁/相澤京子【著】二見書房【刊】写真家、パズル作家。日本のすべての都道府県を夫婦で2巡し、たまたま出会った猫たちを撮影。著書は写真集『猫的旅情』『猫だもん』『ねこめぐり』『さくらねこ』、ポストカードブック『HappyCats』。

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島田選書035

復興支援ファンド「にゃんこ・ザ・プロジェクト」。猫たちの恩返し

『石巻・にゃんこ島の奇跡 田代島で始まった“猫たちの復興プロジェクト』
アスペクト/2012年3月

小さな猫たちの大きな“恩返し”が始まった。 石巻市・田代島は、人口約60人の小さな島である。人より猫が多く、にゃんこ島とも呼ばれるこの島が、復興支援ファンド「にゃんこ・ザ・プロジェクト」を立ち上げた。すると、わずか3か月で1億5,000万円に。 この、小さな奇跡のような復興のかたちにとまどいながらも、プロジェクトを支える人々、立役者の猫たちの日々を追った。

島本の作り手

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島田選書036

美しい瀬戸内の島じまの情景、のびのびと生きる猫たち

『瀬戸の島じま 島の猫』 山岡成俊
ネコ・パブリッシング/2008年9月

美しい瀬戸内の島じまの情景、そこにのびのびと生きる猫たち。
瀬戸内・能海島で生まれた著者ならではの目線で撮られた写真は、ありふれた日常の風景の中に暮す、どこか懐かしくてホッとするような猫たちでいっぱいです。
かわいいだけでなく、けなげに、たくましく生きる彼らの姿は、きっとあなたを元気な気持ちにしてくれるはずです。
猫と一緒に癒しの島旅に出かけませんか?

島本の作り手

山岡成俊(やまおか なるとし)/瀬戸内、能美島に生れる。島で生まれ育ち、島とのかかわりは深い。海辺が好きで、少し変わった写真を撮るのが好き。20代初めから水中写真も始め、「やすらぎ」をテーマに国内外を問わず、いろいろな島を求め写真を撮り続けている。

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島田選書037

猫写真家が撮る島の猫

『ねこじま―TASHIROJIMA』
ブライト出版/2010年12月

“猫の島”として有名な「田代島」への旅。その島に暮らす、たくましくも愛らしい、にゃんこの姿を追った。

島本の作り手

関由香(セキユカ)
猫写真家。アジアや日本の島々、下町での撮影を中心に活動。

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