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【島Topics】研究者らが集い「島々の生活の知恵」に学ぶ、明治大学島嶼文化研究所

2017年4月29日、明治大学島嶼(しょ)文化研究所設立記念フォーラム「国際社会の中の沖縄奄美」が駿河台キャンパスリバティホールで開催され、一般や文化人類学系の研究者など約160名が来場した。

明治大学島嶼文化研究所設立記念フォーラム「国際社会の中の沖縄奄美」

明治大学島嶼(しょ)文化研究所は、離島地域の抱える問題を理解し、よりよき未来を考えるために、島で暮らす人々が培った生活の知恵に学び、学外とも連携しながら島々の地域振興や生活文化の記録を行う。

同フォーラムでは、記念講演として文化人類学者の渡邊欣雄氏(首都大学東京名誉教授)や、2016年に写真集『加計呂麻島 昭和37年/1962』を出版したクライナー・ヨーゼフ氏(ドイツ・ボン大学名誉教授)が登壇。来場者からの質問に両者が答える座談会や、研究者7名によるパネルディスカッションなどが行われた。

左:クライナー・ヨーゼフ著『加計呂麻島 昭和37年/1962』/右:記念講演「私の見てきた沖縄・奄美」

明治大学島嶼文化研究所は、2015年4月1日に設立。設立目的に「島嶼部が抱える諸問題を検証し、その解決に向けた具体的方法を提言すること」を掲げ、「島嶼部の地域振興(過疎化・高齢者ケア・開発と環境問題ほか)」「島嶼部の生活・文化の記録 (沖縄・奄美の伝統文化の文化人類学的記録等)」「島嶼部における共同体の諸問題(沖縄県の基地及び基地周辺部における住民問題等)の研究」「移民・国際社会からみた沖縄・奄美の実証的研究」の4項目に取り組む。

同研究所の研究員には、宮古島の祭祀を記録した写真集『光るナナムイの神々』などの作品がある写真家の比嘉豊光氏や、NHK国際部記者の中村万里子氏なども名前を連ねる。

研究代表者を務める明治大学政治経済学部教授の山内健治氏は、「島国日本を構成する多くの島々が、地場産業の衰退・過疎化・高齢化などの悩みを抱えている。本研究所は、島々の抱える課題に対し、学問的関心からのアプローチにとどまらず、学外の様々な機関や人材とも連携し、新たな将来像を構築していきたい」と語る。


【関連サイト】
明治大学島嶼文化研究所

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