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【島Movie】島民全員がエキストラ。瀬戸内海4島でロケ敢行「モヒカン故郷にへ帰る」公開

4/9(土)に架空の島「戸鼻島(とびじま)」を舞台にした映画「モヒカン故郷に帰る」が公開された。

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7年ぶりに故郷に帰るモヒカン頭の親不孝息子・永吉を松田龍平が演じ、余命わずかな永吉の父・治に柄本明、妊娠した永吉の恋人・由佳役に前田敦子、素朴な優しさと厳しさをあわせ持つ永吉の母親・春子をもたいまさこ、永吉の弟・浩二を演じるのは千葉雄大が熱演。

撮影は瀬戸内海に浮かぶ4島(上蒲刈島、下蒲刈島、大崎下島、豊島)で行われ、映画出演は初めてという島の住民らが住民役を演じた。

「誰にとっても故郷と想える風景のある場所」

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ロケ地となった4島は「誰にとっても故郷と想える風景のある場所」として選ばれた。「瀬戸内の島を舞台にした映画はこれまでなかったので、撮ってみたいと思いました。島の空気感もとても良い雰囲気を出していて、ぴったりなロケ地を見つけた気持ちでした」(沖田監督)。

小さな高速船に乗って、永吉が由佳と共に故郷に帰るシーンでは、リハーサルから船酔いするスタッフが続出。あまりの揺れに、劇中には永吉の「立ってるだけで揺れる」というセリフがアドリブで加わった。「全員のなかで一番船酔いしたのは、『絶対酔わないから、大丈夫!』と言ってかなり強気だったはずの前田さんでした(笑)」(沖田監督)。「う〜〜気持ち悪い」という前田のリアルな船酔い演技は必見だ。


赤ちゃんから100歳のおじいちゃんまで、島の住民が住民役を熱演

本作では、下は赤ちゃんから上は最高年齢100歳のおじいちゃんまで、島の住民の方々がエキストラ出演を果たしている。スタッフ陣に「看板女優」といわせた産婦人科の産婆さんを演じるおばあちゃんの名演技をはじめ、ラストの結婚式シーンに登場する最高齢100歳のおじいちゃん、島の中学生が演奏する吹奏楽部の演奏シーンなど、住民の演技も見どころ。

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吹奏楽部を演じる島の中学生のキャスティングについて、沖田監督は「ふつう俳優じゃない人をキャスティングするときはオーディションをするけれど、ここまで映画に出るつもりがなかった子たちと仕事をしたのは初めて」と振り返る。

生まれて初めて映画に出演した生徒たちは、「お母さんがやれって言うから…」と下を向いていたが、撮影を進めるうちにだんだんと「映画」俳優の顔に。撮影後は「将来役者になりたい」ではなく、「将来は制作部かAP(アシスタントプロデューサー)になりたい!」と目を輝かせたという。

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本作では、食事シーンも見どころのひとつ。治の希望を叶えるためにと大量に食卓に並んだピザ、料理が苦手な由佳に春子が教える最強のめんつゆ料理、瀬戸内海のビタミンたっぷりの夏みかんの砂糖漬け――食卓を囲んで暮らす大切な時間が、新たな家族の日々を築いていく。

誰しもに訪れる大切な親との別れや、人と人の絆や温かさを描く本作は、現代版究極のホームドラマだ。

ポスターデータ

【映画のあらすじ】
緑のモヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン・永吉は、妊娠した恋人・由佳を連れて故郷・戸鼻島(とびじま)に帰る。永吉たちを待ち構えていたのは、矢沢永吉をこよなく愛す頑固おやじ・治と筋金入りの広島カープ狂の母・春子、そしてたまたま帰省していた弟・浩二の3人。久しぶりに家族が揃ったかと思えば、いつもの一家総出でド派手な親子喧嘩が始まる。そんな矢先に発覚した親父の末期ガン。治の望みをかなえるため、大量に宅配ピザを注文したり、治の代わりに吹奏楽部の指揮をしたりと、永吉たちは喧嘩したり笑い合って離れた距離を埋めていく。そして、島中のみんなが見守る中、治が強く願った2人の手作り結婚式が始まろうとしていた――。


【関連サイト】
『モヒカン故郷に帰る』公式ホームページ

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