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寄稿コラム

新卒2年目、小笠原無人島ぐらし。#04

【#04 珍味美味、おすすめ島グルメ】「え、ウミガメ食べんの?」…今回は、無人島料理人でもある著者が父島に来たらぜひ食べてみて欲しいというオススメグルメをご紹介! 1年の3分の1を小笠原の無人島で生活する無人島系男子が、島の日常・非日常を綴ったコラム。

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#04『珍味美味、おすすめ島グルメ』

「島って食材も手に入らなそうだし、グルメっていってもあまりなさそう…」
いえいえ、そんなことないですよ。
新鮮な魚介類はもちろん、島の食材を使った美味しい料理がたくさんあります。
今回はいつもと少し趣向を変えて、「小笠原に来たら是非これを食べてほしい!」
という食べ物を独断でご紹介します。

・・・

まずはやはり何といっても『亀煮』。
これを食わずして小笠原グルメは語れません。
他ではめったに食べることのできないアオウミガメのお肉をモツ煮のように
じっくり煮込んだ珍味です。
いろんな部位が入った見た目は少しグロテスクですが、食感は鶏肉に似ていて
臭みがなく、酒のつまみとしては勿論、これでご飯一杯いけるんじゃないかと
いうくらい美味いです。

内地の人からしたら、「え!貴重なウミガメを食べるの?」と思うかもしれません。
でも、小笠原では捕獲数の制限や飼育、放流などの保護活動を通じて生体数を
保っているのでご心配なく。
この『亀煮』、父島にある飲み屋さんには必ずといっていいほど
メニューにありますが(シーズン中は売り切れ御免)、
店によって味付けが微妙に違うので、自分の好みを求めて食べ比べてみるのも
いいかもしれません。

ちなみに、たくさんお酒を飲んだときでも亀煮を食べれば次の日は大丈夫!という
ジンクスがあったり、なかったり。
亀のお刺身『亀刺し』もオススメですよ。

お次は、僕が最近ハマりにハマっている『シカクマメの天ぷら』
あまり聞きなれない名前ですが、シカクマメってご存知でしょうか。
熱帯原産のマメ科の野菜で、断面が四角く、羽が生えているように見えるため
外国ではwinged beanなんて呼ばれています。
これがもう天ぷらにすると最高に美味いんです。
サクサクの衣とシカクマメ特有のシャキシャキとした歯ごたえが絶妙にマッチしていて、
初めて食べた時は、僕の中の天ぷら界に激震が走ったほどです。

天つゆでも十分美味しいのですが、オススメは小笠原の塩、通称『おが塩』とわさび。
無人島での仕事中に僕がコックとして賄いをふるまう「無人島飯」で、一度天丼を
作ったのですが、その時に迷わず購入しました。
天ぷら以外にも、和え物にしたり豚バラで巻いて揚げたりなんかしても美味しいです。
内地でも取り寄せできるみたいなので、是非一度召し上がってみてください。

最後はちょっと変わり種、『五六助弁当のパパイヤチキンカレー』。
島のメインストリートのはずれに「五六助弁当」というお弁当屋さんが
あるんですが、カレーや牛丼など、男子が大好きな丼物がなんと500円ポッキリ!
しかも大の大人が満腹になるほどのボリュームで、毎日お昼には
お客さんの列ができるほど。
どのメニューも納得の美味さですが、小笠原に来たら是非、
パパイヤチキンカレーを食べてみてほしいです。
酸味のあるさっぱりとした辛さで、きっと一度食べたらクセになると思います。
五六助弁当を買って浜に持って行って、
がっつり泳いでがっつり食べて…なんてのもいいですね。
本当にボリューミーなので、女性は2人で1つにしておいた方がいいかもしれません!

・・・

島にはここでは紹介しきれないほどたくさん美味しい料理があるので、
ご来島の際はぜひ土地の食材を生かした料理をいろいろ食べてみてください。
「酒好きの多いところに美味いもんあり!」とはよくいったもんですね。
ではまた。

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